| 作成年度 | 2014年度 |
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| 論文名 | 河川管理施設周辺における津波漂流物群の数値シミュレーション |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第741号 |
| 発表年月日 | 2015/02/10 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒地河川チーム | 阿部 孝章(ABE Takaaki) |
| 北見工業大学社会環境工学科助教 | 吉川 泰弘(YOSHIKAWA Yasuhiro) |
| 寒地技術推進室道東支所 | 佐藤 好茂(SATOU Yoshishige) |
| 寒地河川チーム | 船木 淳悟(FUNAKI Jungo) |
| 抄録 |
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| 本報文は、津波及び氷板群と樋門をはじめとした河川管理施設との相互作用を再現するための実用的なモデルの構築について報告するものである。2011年東北地方太平洋沖地震により発生した津波は河川結氷を破壊し、北海道の河川域・沿岸域において多数の数メートル級の氷板を発生させた。しかしながら、現状では河川構造物は漂流物群を伴う津波に耐えうる設計とはなっておらず、そうした技術も充分に確立されていない。本研究では、複雑な自由水面変形及び氷板群の挙動追跡を行うことのできる、粒子法に基づく数値シミュレーションを実施した。2種類の検証計算、すなわち水槽内の浮遊剛体群の並進速度の時系列変化の検討及び狭窄部のアイスジャムを伴う一様流れ場における氷板挙動との検討に適用することでモデルの適用性を検証した。その上で、津波の挙動及び大規模な氷板漂流現象を分析するため、結氷した樋門吐口水路への津波侵入に関する実スケールシミュレーションに本モデルを適用した。 |
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