| 作成年度 | 2013年度 |
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| 論文名 | バイオテレメトリーシステムを用いた魚類の遡上行動解析 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 国土技術研究会 |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2013/10/26 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 水環境保全チーム | 林田 寿文(HAYASHIDA Kazufumi) |
| 北海道栽培漁業振興公社 | 新居 久也(NII Hisaya) |
| 北海道開発局 | 春日 慶一(Kasuga Keiichi) |
| 抄録 |
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| サクラマスが産卵遡上する後志利別川美利河ダムには,日本一長い魚道が設置されている.産卵期である31尾のサクラマスにバイオテレメトリー手法を導入し,美利河ダム周辺における産卵行動追跡調査を行った.オスとメスの移動距離には約3倍の差があり,産卵期の行動に大きな性別差があることが分かった.サクラマスは魚道内を移動できる十分な遊泳力を有し,美利河ダムの魚道はサクラマスに遡上と休憩の選択性を与えていた.ダムからの弾力的管理試験放流は,サクラマスの遡上意欲を向上させ,減水区間に生息場を供給していた.美利河ダムの魚道と弾力的管理試験放流は,サクラマスに最適な遊泳環境を与えていることが判明した. |
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