作成年度 | 2015年度 |
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論文名 | シラン・シロキサン系表面含浸材を用いたコンクリートの積雪寒冷環境下における長期耐久性に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成27年度土木学会全国大会第70回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2015/09/16 ~ 2015/09/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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鹿島技術研究所 | 室野井敏之(MURONOI Toshiyuki) |
鹿島技術研究所 | 橋本 学(HASHIMOTO Manabu) |
鹿島技術研究所 | 林 大介(HAYASHI Daisuke) |
耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
抄録 |
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コンクリート構造物の凍害や塩害,アルカリシリカ反応などに対する簡易かつ安価な対策の一つとして,シリコーン分子を主成分とするシラン・シロキサン系表面含浸材が適用されている。これまでに,シリコーン分子の単分子であるシランと,その重合体であるシロキサンを80%程度含有するシラン・シロキサン系表面含浸材を塗布したコンクリートの暴露試験が行われており, 10年間にわたる長期耐久性が確認されている。一方,厳しい積雪寒冷環境下に供用されるコンクリートや,水セメント比が低いコンクリートを対象とする場合,表面含浸材に,より高い含浸性が求められることがある。そこで,含浸性を高めるために主成分であるシランとシロキサンを95%以上含有する表面含浸材を調整してコンクリート供試体に塗布し,凍害および塩害の複合劣化環境下における暴露試験を開始した。本論は暴露1年目の結果についてまとめたものである。 |
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