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 礫床河川における河道変化と植生動態に関する研究 - Armoring 効果を考慮したダム下流域で生じる河床低下の要因分析-

作成年度 2015年度
論文名 礫床河川における河道変化と植生動態に関する研究 - Armoring 効果を考慮したダム下流域で生じる河床低下の要因分析-
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第744号
発表年月日 2015/05/11
所属研究室/機関名 著者名(英名)
北海道開発局旭川開発建設部名寄河川事務所工務課第2工務係長(前 寒地河川チーム)永多 朋紀(NAGATA Tomonori)
北見工業大学社会環境工学科教授渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu)
寒地河川チーム船木 淳悟(FUNAKI Jungo)
抄録
近年、河畔林の樹林化が全国各地で顕在化し、河川環境は数十年前とは大きく異なる様相を呈している。十勝川水系札内川は古くは網状河道の特性を有していたが、1980年代頃から植生が徐々に侵入・定着し始め、流路形態は年々単列化の傾向を高めている。このような河川環境の変化要因として、ダム等の洪水調節に起因した河床撹乱強度の低下や、河川整備に伴う川幅縮小など様々な影響が考えられるが、樹林化の支配的な要因は十分解明されていない。本研究では過去の河道変遷過程を時系列で整理し、河道変化と植生消長との関わりを定性的に評価、さらに1970年代前後に生じた河床低下要因を明らかにするため、数値解析を用いて様々な外的要因を組み合わせた試行計算を行い、各要因の影響度を定量的に評価することを試みた。その結果、1960年代以前の河畔林面積は一定の平衡状態で維持されていたが、1990年代以降に生じた洪水規模や発生頻度の大幅な減少が、植生域拡大の一因となった可能性が示唆された。また、河床低下要因の分析から、砂利採取が1970年代前後に生じた河床低下の主たる要因で、その影響は全低下量の8割以上にも達するものと推定された。
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