作成年度 | 2015年度 |
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論文名 | 積雪寒冷地における短期集中降雪と寒さに関する指標の将来傾向 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第745号 |
発表年月日 | 2015/06/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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雪氷チーム | 原田 裕介(HARADA Yuusuke) |
旭川開発建設部士別道路事務所計画課開発専門職(前 雪氷チーム・地域景観ユニット(兼務) | 上田 真代(UEDA Masayo) |
つくば中央研究所土砂管理研究グループ雪崩・地すべり研究センター主任研究員 | 松下 拓樹(MATSUSHITA Hiroki) |
雪氷チーム | 松澤 勝(MATSUZAWA Masaru) |
抄録 |
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将来にわたり冬期道路管理を十分かつ効果的に実施するために、気候変動の影響を考慮した道路雪氷対策の長期計画を検討することが重要である。本論文では、短期集中降雪および冬期の寒さの指標について、気象観測値と気候モデルの出力値との関係に基づいた将来推定方法を検討した。つぎに、この方法を我が国の積雪寒冷地域に適用し、近未来および21世紀末の変化傾向を求めた。その結果、北海道内陸地域で短期集中降雪が増加する傾向が示され、その影響を緩和するための方策が考慮される。また、北海道の寒冷地域では、凍結融解日数の増加傾向が示された。これは、凍結融解作用に伴う舗装損傷の可能性が高くなることを示唆するものである。 |
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