作成年度 | 2015年度 |
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論文名 | 大区画水田における移植栽培と直播栽培の用水量の比較 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 農業農村工学会論文集 |
発表年月日 | 2015/06/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水利基盤チーム | 越山 直子(KOSHIYAMA Naoko) |
水利基盤チーム | 酒井 美樹(SAKAI Miki) |
水利基盤チーム | 伊藤 暢男(ITOU Nobuo) |
水利基盤チーム | 中村 和正(NAKAMURA Kazumasa) |
抄録 |
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北海道雨竜郡妹背牛町の地下水位制御システムを有する大区画水田圃場を対象として,湛水位および地下水位の観測を行った.この圃場において,無代かき湛水直播栽培,移植栽培,乾田直播栽培を行ったときの用水量を比較した結果,次のことが明らかになった.1)移植栽培と直播栽培では,代かきの有無により地下水位変動の傾向が異なるが,浸透量の差は小さかった.2)用水量と有効雨量の和である供給水量は,近傍の地下水位が比較的高く,浸透量が小さいことから,初期取水から再湛水までは栽培方式ごとの差はほとんどなかった.3)直播栽培における浅水管理期の取水量は,移植栽培の代かき用水量に匹敵する.4)移植栽培と直播栽培の中干しが同時期に開始される場合,直播栽培の普及がさらに進むと,中干し後の再取水の用水需要が分散する可能性がある. |
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