作成年度 | 2015年度 |
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論文名 | 走行実験による視覚的な評価からみた道路付属施設の適切な配置に関する考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第31回 日本道路会議 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2015/10/27 ~ 2015/10/28 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地域景観ユニット | 二ノ宮 清志(NINOMIYA Kiyoshi) |
地域景観ユニット | 松田 泰明(MATSUDA Yasuaki) |
寒地交通チーム | 宗広 一徳(MUNEHIRO Kazunori) |
寒地交通チーム | 高田 哲哉(TAKADA Tetsuya) |
抄録 |
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「シーニックバイウェイ北海道」や「日本風景街道」のような地域振興施策にみられるように、優れた道路景観は重要な観光資源であり、快適な走行環境の創出が必要となっている。 一方、道路空間には案内誘導や注意喚起などの様々な機能が求められ、道路付属施設類の整備により補われている。しかし、これらの施設類は個々の基準やガイドラインなどに基づき設計・整備され、施設相互の関係性はあまり考慮されていないため、新たなニーズの発生と共に増加することはあれど、削減されることはまれである。また、設置基準等のない補助標識の中には、明らかに過剰な設置がされている例や、機能の発現度が不明瞭と考えられる例もある。その結果、施設類が景観を損ねる要因となるばかりでなく、施設同士の重複・煩雑により分かりづらい・走行しづらいなど、走行環境の低下をもたらす可能性もある。 本報告は、研究テーマである景観と機能が調和する道路付属施設の配置1)に向けて、走行実験による視覚的な印象から、道路空間における評価が道路付属施設類の数や大きさ、統一感ある配置などと相関性が高いことを明らかにした。 |
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