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 温暖化による融雪流出の変化に対する流域標高の影響

作成年度 2015年度
論文名 温暖化による融雪流出の変化に対する流域標高の影響
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第748号
発表年月日 2015/09/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水利基盤チーム伊藤 暢男(ITOU Nobuo)
水利基盤チーム中村 和正(NAKAMURA Kazumasa)
水利基盤チーム酒井 美樹(SAKAI Miki)
抄録
積雪寒冷地である北海道では、融雪流出を貯留して灌漑用水として利用するため、積雪が重要な農業用水資源である。将来、温暖化すると、積雪水量や融雪時期の変化が水収支に影響を与えるため、農業用水を安定して確保するためには、流出の変化の予測が必要である。筆者らは過去に、2カ所のダム流域と1カ所の頭首工流域を対象として流出の変化を予測した。しかし、対象流域のそれぞれの平均標高が低く、平均標高の流域間の差も小さかった。このため、これらの流域よりも、平均標高が高く、平均標高の差が大きい3流域を対象にして、流出の将来予測を行った。  その結果、次のようなことが明らかになった。①流域面積のうち、温暖化の影響を受けやすい標高範囲の占める割合が大きい場合、融雪流出ピーク日の早期化の程度は大きい。②流域内の最低標高と最高標高の差が大きく、なおかつ流域を構成する標高に偏りが小さい場合には、融雪開始時期の早期化の程度が小さい。③融雪期総流出量は、流域の平均標高が低いほど減少率が大きい。④灌漑期総流出量は、流域の平均標高が低いほど減少率が大きい傾向があるが、現況で融雪流出の大部分が4月末までに終了するような、平均標高の低い流域ではこの傾向があてはまらない。
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