作成年度 | 2015年度 |
---|---|
論文名 | 現場の微生物活用による泥炭の固化技術に関する基礎的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集C |
発表年月日 | 2015/12/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SATOU Atsuko) |
北海道大学 | 川﨑 了(KAWASAKI Satoru) |
富山県立大学 | 畠 俊郎(HATA Toshirou) |
北海道開発局 | 山梨 高裕(YAMANASHI Takahiro) |
寒地基礎技術研究グループ長 | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
抄録 |
---|
北海道内の建設工事などで発生する泥炭の新たなリサイクル技術として,施工現場に既に生育している微生物を利用して,炭酸カルシウムを析出させることで固化効果を得る技術に着目した.北海道内の複数箇所で採取した泥炭を対象とした室内試験結果から,道内の泥炭にはウレアーゼ活性が陽性を示す微生物の存在が明らかになった.そのため,1)施工現場の微生物のみを用いた場合,2)初期の強度増進を期待して施工現場の微生物に酵素(ウレアーゼ)を添加した場合の2ケースについて室内泥炭固化試験を行った.その結果,養生期間半年で目標とする50kN/m2までの強度増進効果を確認することができ,提案技術の有効性を明らかにすることができた. |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |