作成年度 | 2015年度 |
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論文名 | 滑らかな岩盤河川における砂礫被覆のヒステリシス |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第753号 |
発表年月日 | 2016/02/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 井上 卓也(INOUE Takuya) |
北海道大学大学院工学研究院環境フィールド工学部門教授 | 泉 典洋(IZUMI Norihiro) |
北海道大学大学院工学研究院環境フィールド工学部門教授 | 清水 康行(SHIMIZU Yasuyuki) |
University of Illinois, Urbana-Champaign Dept. of Civil & Environmental Engineering | Gary PARKER(Gary PARKER) |
寒地河川チーム | 船木 淳悟(FUNAKI Jungo) |
抄録 |
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岩床侵食は砂礫による被覆と移動する流砂の相互作用によってコントロールされる。砂礫被覆の面積割合は、一般的に給砂量と飽和流砂量の比を用いて簡易的にモデル化されている。その他の要素としては、岩床の粗度が特に重要と考えられている。本論文では、粗度変化の影響を考慮できるように最近開発された、被覆割合を推定するための物理的なモデルが、既往実験結果を用いて検証されている。このモデルを用いて得られた被覆割合は、既往実験の結果とよく一致した。また分析結果によると、1)砂礫の被覆割合は岩床の水理学的な粗度高さが大きいほど大きくなる;2)岩床の粗度が粗い場合、被覆割合は給砂量の増加に伴い徐々に増加する;3)岩盤粗度が滑らかな場合、砂礫床から岩床へのシフトは急激であり、ヒステリシスを示す。 |
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