作成年度 | 2016年度 |
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論文名 | 北海道における「2+1車線」型道路の性能評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集D3(土木計画学) |
発表年月日 | 2016/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地交通チーム | 宗広 一徳(MUNEHIRO Kazunori) |
寒地交通チーム | 高田 哲哉(TAKADA Tetsuya) |
寒地交通チーム | 石田 樹(ISHIDA Tateki) |
北海道開発局 | 松田 武(MATSUDA Takeshi) |
抄録 |
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北海道では,効率的な整備により道路利用者へ高いサービスの質を提供することを目的とし,既設の2車線道路に断続的に付加車線を設置する施策,すなわち「2+1車線」型道路の整備手法が導入されている.本研究では,道路の性能評価を実施するに際し,サービスの質を表す指標として,平均旅行速度,追従車率及び追従車密度を取り上げ,付加車線の配置と得られるサービスの質に関する交通流シミュレーション及び実道での実測結果を報告する.路面状態は,乾燥路面と圧雪路面の2条件とした.評価指標として追従車密度を基に, 積雪寒冷地2車線道路のサービス水準の構築を試行した.一定間隔で付加車線を設置することにより,乾燥路面時と圧雪路面時の両方で,2車線道路のサービスのレベルが改善することが示された.「2+1車線」型の整備が行われた国道40号更喜苫内道路(稚内市~豊富町)を事例研究とし,追従車密度の実測結果から,圧雪路面においてもサービス水準Aが確保されていることが示された. |
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