作成年度 | 2016年度 |
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論文名 | けい酸塩系表面含浸材の特徴を暴露試験の結果から探る |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 道路構造物ジャーナルネット |
発表年月日 | 2016/07/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
抄録 |
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コンクリート構造物の劣化抑制対策として近年広く使用されている表面含浸材は、シラン系とけい酸塩系に大別される。けい酸塩系をコンクリート表面に塗布、含浸させると、主成分がコンクリート組織の水酸化カルシウムと反応し、C-S-Hゲルを生成する。このゲルが空隙に充填されることで、コンクリート組織の改質(固化)が図られる。平成24年7月には、けい酸塩系表面含浸材の特徴、適切な設計・施工・検査方法を取りまとめた「けい酸塩表面含浸工法の設計施工指針(案)」が土木学会より発刊されている。しかしながら、表面含浸材が採用された北海道開発局発注の橋梁工事(H25、26、27)をみると、利用実績はシラン系が7~9割を占め、けい酸塩系の実績はさほど高くない。けい酸塩系表面含浸材はなぜ普及しないのか、そして、普及を図るには何が必要か、本稿はその見解を述べたものである。 |
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