| 作成年度 | 2016年度 |
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| 論文名 | 時間依存性変状を生じたトンネルの路盤下における弾性波速度と地山の健全性評価の試み |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第757号 |
| 発表年月日 | 2016/06/10 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 防災地質チーム | 岡﨑 健治(OKAZAKI Kenji) |
| 防災地質チーム | 山崎 秀策(YAMAZAKI Shusaku) |
| 地質研究監 | 伊東 佳彦(ITO Yoshihiko) |
| 株式会社フジタ技術センター土木研究部主任研究員 | 丹羽 廣海(NIWA Hiroumi) |
| 株式会社フジタ技術センター土木研究部主席研究員 | 村山 秀幸(MURAYAMA Hideyuki) |
| 株式会社フジタ技術センター副所長 | 笹谷 輝勝(SASAYA Terukatsu) |
| 防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
| 抄録 |
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| 筆者らは、供用中に盤ぶくれや側壁の押し出し等の時間依存性変状が生じたトンネルにおいて、舗 装面上での屈折法地震探査、路盤下のボーリング調査およびボーリング孔内での速度検層を実施し、 その弾性波速度(P 波速度)の分布状態から路盤下における地山の健全性を評価した。コア観察と速度 検層の結果、10m 以浅では、岩石の亀裂の増加により弾性波速度が低下していると評価された。また、 屈折法地震探査と速度検層の弾性波速度から、時間依存性変状が生じた区間の浅部では周囲に比べて 弾性波速度が低いことを確認した。これらのことから、屈折法地震探査によりトンネルの路盤下にお ける弾性波速度を計測することで、地質性状の違いやトンネル掘削による地山の長期劣化の程度の評 価が可能であることがわかった。 |
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