作成年度 | 2016年度 |
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論文名 | 既設橋梁の補修・補強への適用に向けた超高性能繊維補強コンクリートの力学的特性評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第758号 |
発表年月日 | 2016/07/11 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 角間 恒(KAKUMA Ko) |
寒地構造チーム | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
寒地構造チーム | 佐藤 孝司(SATO Koji) |
抄録 |
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劣化損傷が深刻化している橋梁を始めとするコンクリート構造物の戦略的な維持管理を行うため に、高い耐久性を期待できる新素材・新工法を用いた補修・補強技術の構築が求められている。本研 究では、強度・変形特性に加え、遮水性や遮塩性、流動性に優れる常温硬化型の超高性能繊維補強コ ンクリート(Ultra High Performance Fiber Reinforced Concrete、以下、UHPFRC)に着目し、基礎 的な材料および力学的特性の評価を行い、本材料の既設コンクリート構造物の補修・補強材としての 適用性を検討した。その結果、UHPFRC の特徴として鉄筋との極めて高い付着強度があり、UHPFRC 内に鉄筋を定着する場合には定着長を低減した補修・補強設計が可能になることを示した。また、 UHPFRC を既設コンクリート部材の断面修復に使用した場合、圧縮側および引張側を補修する場合 ともに補修後に曲げ耐力は増加するが、補修深さによっては破壊モードの変化や変形性能の低下が生 じる場合があり留意が必要になることを示した。 |
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