作成年度 | 2016年度 |
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論文名 | 表層地盤の凍結が入力地震動に与える影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第36回地震工学研究発表会 |
誌名(No./号数) | 2016年度地震工学論文集(土木学会論文集A1特集号:査読論文) |
発表年月日 | 2016/10/17 ~ 2016/10/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 佐藤 京(SATO Takashi) |
横浜国立大学 | 小長井 一男(KONAGAI Kazuo) |
長岡技術科学大学 | 池田 隆明(IKEDA Takaaki) |
寒地構造チーム | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
抄録 |
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地震被害想定や事業継続マネージメント等の検討では、その地域に想定される地震動を適切に予測することが重要である。特に広域的な範囲を対象とした場合には、基盤距離減衰式より基盤地震動を推定し、サイト特性を反映させた増幅度を用いて地表面地震動を設定することが一般的である。増幅度は検討対象地点の地盤構造を含む地盤特性により規定され、気象環境等により大きく変化しないことが前提とされている。一方、冬季に地盤が凍結する可能性がある寒冷地域では、地盤特性が変化する可能性が否定できないと考えられる。そこで、凍結した地盤と杭の相互作用について検討を行った。 その結果、凍結地盤中の群杭は、広帯域で地盤の挙動に追随する傾向にあることが示された。さらに、地盤と群杭の剛性比で示される特性長に対する凍結深さの割合が小さくても、凍結時の剛性が非常に大きくなることが示され、地盤と杭の相互作用に大きな影響を与えることが確認された。 |
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