作成年度 | 2016年度 |
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論文名 | 岩盤斜面FEM 解析における側圧と断層のモデル化方法の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本応用地質学会平成28年度研究発表会 |
誌名(No./号数) | 日本応用地質学会平成28年度研究発表会講演論文集 |
発表年月日 | 2016/10/26 ~ 2016/10/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 日外 勝仁(AGUI Katuhiko) |
(独)水資源機構 | 江口 貴弘(EGUCHI Takahiro) |
(国研)土木研究所つくば中央研究所 | 佐々木 靖人(SASAKI Yasuhito) |
防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
抄録 |
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調査地域に激しい造構運動の履歴があり,現在の斜面形状や地質構造にもその影響が顕著に表れている場合には,岩盤斜面変状調査として,地質構造と斜面変状との関係を把握する上で,側圧の考慮は重要な要素となる.そこで,三次元FEM解析による変状メカニズムの考察を行った岩盤斜面1),2)をモデルに,側圧を考慮することで変状傾向に現れる変化を検証した. FEM解析で側圧を考慮する際,断層の扱いに留意が必要である.通常,断層のような不連続面はジョイント要素で表現されるが,側圧を考慮する場合は通常の自重解析以上に卓越方向を持った応力拘束を受けることになり,その境界で大きな変位(ズレ)を生じさせてしまい,正しい応力・ひずみ状況を再現できない危険性が考えられる.そのような不具合を少しでも抑えるために,ジョイントによらない弱面の表現方法について試行検討した結果についても合わせて紹介する. |
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