作成年度 | 2016年度 |
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論文名 | 寒冷地において複合劣化を受けた道路橋RC床版の劣化状況調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成28年度年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 土木学会北海道支部論文報告集 |
発表年月日 | 2017/02/04 ~ 2017/02/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 角間 恒(KAKUMA Ko) |
寒地構造チーム | 佐藤 孝司(SATO Koji) |
寒地構造チーム | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
抄録 |
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寒冷地にある道路橋RC床版では、床版上面に浸入した水の凍結融解作用による凍害が進行し、上面コンクリートの砂利化や層状ひび割れが発生している。また、近年では、アルカリシリカ反応(以下、ASR)による劣化が推察される事例が北海道においても報告されつつある。著者らは、こうした寒冷地にあるRC床版を取り巻く環境を勘案し、凍害・ASRを含む複合劣化が進行したRC床版の調査・性能評価・補修等のメンテナンス技術の開発に取り組んでいる。その一環としてこれまでに、北海道内で46年間供用された後に架替えに至った橋梁を対象に、供用終了直後の現地において、床版の劣化状況や劣化要因を分析するための各種調査を実施してきた。また、撤去床版を入手する機会を得たため、既報とは異なる床版パネルについて追加の調査・試験を実施しているところであり、本報では、それらの結果のうち基本的な劣化状況を把握するために実施した外観調査および内部欠陥調査の結果を報告する。 |
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