作成年度 | 2016年度 |
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論文名 | 泥炭中の微生物数およびウレアーゼ活性度のばらつき |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成28年度年土木学会北海道支部年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2017/02/04 ~ 2017/02/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SHATOU Atuko) |
北海道大学 | 川﨑 了(KAWASAKI Satoru) |
富山県立大学 | 畠 俊郎(HATA Toshirou) |
寒地地盤チーム | 林 憲裕(HAYASHI Toshihiro) |
抄録 |
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北海道に分布する泥炭の改良方法の一つとして、筆者らはこれまで、泥炭中に生息する微生物の代謝活動を利用した固化改良技術に取り組んできた。その結果、ウレアーゼ活性を有する微生物が泥炭中に生息すれば、炭酸カルシウム法により、泥炭を固化できる可能性を見いだした。しかし、泥炭は高有機質土であること、および、深さ方向による均一性が乏しい材料であることから、採取する箇所により、生息する微生物数にばらつきが発生すると考えられる。このため、微生物の代謝活動を利用した固化改良の効果に影響が生じる。そこで、泥炭中に生息する微生物数や尿素加水分解速度のばらつきを調べた。その結果、泥炭の尿素加水分解速度を計測する場合は複数回の試験が必要であること、泥炭の含水比を10%程度まで低下させてもウレアーゼ活性を有する微生物は活動を休止しないことなどがわかった |
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