作成年度 | 2016年度 |
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論文名 | 積雪寒冷地におけるアスファルト再生骨材の圧裂試験による品質管理に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部平成28年度年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2017/02/04 ~ 2017/02/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地道路保全チーム | 安倍 隆二(ABE Ryuuji) |
寒地道路保全チーム | 上野 千草(UENO Chigusha) |
寒地道路保全チーム | 木村 孝司(KIMURA Takashi) |
抄録 |
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北海道内で用いられているストレートアスファルト80-100を使用した舗装材料に対し、圧裂係数によるアスファルトコンクリート再生骨材の品質管理手法の適用性の検討を行った。その結果、恒温乾燥炉で劣化させた劣化骨材は、「舗装再生便覧」に示されている針入度-圧裂係数曲線と概ね一致したが、北海道内のアスファルトプラントより提供された再生骨材の性状は、「舗装再生便覧」に示されている針入度-圧裂係数曲線や、恒温乾燥炉で劣化させた劣化骨材の性状と必ずしも一致しないことが確認された。また、北海道内のアスファルトプラントより提供された再生混合物の性状は、「舗装再生便覧」に示されている針入度ー圧裂係数曲線と異なる結果となり、設計針入度90(1/10mm)において、0.5~1.3 (MPa/mm)とばらつきがある結果となった。今回の検討では、「舗装再生便覧」に示されている針入度-圧裂係数曲線と、実際にアスファルトプラントで採取した再生骨材や製造された再生混合物との間に性状の差異が見られたため、適用に向けて更なる検討が必要と考える。 |
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