作成年度 | 2016年度 |
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論文名 | 覆礫厚が薄い条件における露岩部の拡大特性に関する実験的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会水工学委員会 |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集B1(水工学) |
発表年月日 | 2017/03/15 ~ 2017/03/17 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 矢野 雅昭(YANO Masaaki) |
北見工業大学 | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu) |
寒地河川チーム | 井上 卓也(INOUE Takuya) |
寒地河川チーム | 川村 里実(KAWAMURA Satomi) |
水環境保全チーム | 新目 竜一(SHIMME Ryuichi) |
抄録 |
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過去に著者らが確認した覆礫厚が薄く(砂州波高の半分の厚さ),固定床が平滑な条件での露岩部の伸長現象をより詳細に把握するため,水理実験を行った.通水時間を著者らによる既往研究よりも長くしたケースでは,著者らによる既往研究と同様に,水路中・上流側で砂州前縁部の露岩部が伸長し,下流側においては短縮することを確認した.さらにその後の通水では,水路上流端で新たに発生した砂州の前縁部の露岩部が伸長し,直下流部の伸長していた露岩部(砂州)が短縮した.このことから,覆礫厚が薄く,固定床上が平滑な条件での露岩部(砂州)の挙動の特徴として,露岩部(砂州)の延長が安定しないことが明らかとなった.また,水路底板に粗度付したケースでは,水路底板が平滑なケースと比べ,露岩部の伸長が低減されたが,交互砂州状に発生した露岩部の総延長は変わらず,露出率の低減は少なかった. |
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