作成年度 | 2017年度 |
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論文名 | 人工水路を用いた植物によるヒ素を含む水の浄化技術 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤工学会 |
誌名(No./号数) | 地盤工学会誌 |
発表年月日 | 2017/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 岡﨑 健治(OKAZAKI Kenji) |
防災地質チーム | 山崎 秀策(YAMAZAKI Syuusaku) |
防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
愛媛大学 | 榊原 正幸(SAKAKIBARA Masayuki) |
抄録 |
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道路建設事業では,ヒ素,鉛,セレン等の重金属を含む岩石・土壌が一時的に仮置きされることがある。仮置き期間中の降雨降雪によっては,環境基準または排水基準を超える浸出水や排水が発生する場合がある。このような岩石・土壌,重金属を含む水の対策方法として,「浸出水処理」が示されており,周辺環境の保護の観点から適切な処理が求められている。一方,近年,植物の重金属吸収効果による環境汚染修復技術が注目されている。この技術は,植物の根圏の範囲しか汚染修復できない,植物の生育に時間がかかるなどの短所はあるが,低コスト,低エネルギー,環境に調和するなどの長所がある。筆者らは,これまで重金属を吸収蓄積する能力を持つカヤツリグサ科マツバイ(以下、マツバイ)を用いた浸出水の浄化実験を行ってきた。本稿では,人工水路にマツバイを敷設し,そこにヒ素を含む鉱山廃水を流入させる実験を行い,流入水とマツバイのヒ素の濃度変化を測定した結果について述べる。 |
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