作成年度 | 2017年度 |
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論文名 | 低温下でのシラン系表面含浸材の含浸性に関する基礎実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成29年度土木学会全国大会第72回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | 平成29年度土木学会全国大会第72回年次学術講演会講演概要集 |
発表年月日 | 2017/09/11 ~ 2017/09/13 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
耐寒材料チーム | 安中 新太郎(YASUNAKA Shintaro) |
抄録 |
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コンクリート表面保護工法設計施工指針(案)では、シラン系表面含浸材は気温5℃以下の環境では適用対象外とされ、多くの製品も常温施工を原則としている。一方、寒冷地では作業工程の関係でやむを得ず厳冬期に塗布することがあり、作業を合理的に行うには防寒仮囲いの温度や撤去時期等を適切に定める必要がある。しかし、低温下での含浸性に関する情報が少なく、厳冬期の施工仕様は十分確立されておらず、手探りで行われることもある。このため、低温下での最適な塗布工程の策定に必要な施工要領の整備が急がれる。そこで、施工要領の策定に向けての一環として、低温下でのシラン系表面含浸材の含浸性を調べる基礎実験を行った。寒中コンクリートとして作製した供試体(100mm×100mm×200mm)に北海道開発局道路設計要領の基準を満たす無溶剤系3製品を塗布したところ、本実験の範囲では、表面水分率5.5~6.5%程度、静置温度-10~20℃においては、含浸に及ぼす温度の影響は小さい知見を得た。 |
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