作成年度 | 2017年度 |
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論文名 | 頭首工を構成するコンクリート施設の凍害・摩耗診断 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 農業農村工学会誌 |
発表年月日 | 2018/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水利基盤チーム | 石神 暁郎(ISHIGAMI Akio) |
北海道開発局 | 蒔苗 英孝(MAKANAE Hidetaka) |
北海道開発局 | 池下 貴之(IKESHITA Takayuki) |
北海道開発局 | 春田 恵太(HARUTA Keita) |
農研機構農村工学研究部門 | 森 充広(MORI Mitsuhiro) |
抄録 |
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頭首工は,農業水利システムの中核を成す拠点施設であるが,耐用年数を超過した施設が増加する中,その機能を如何に保全し管理していくのかが課題となっている。著者らは,北海道内に位置する2つの頭首工の撤去工事に際し,施設の供用中には実施することが難しい,堰体などの主に水中に曝されている部位を対象としたコア採取を行い,劣化状況の詳細調査を行った。その結果,積雪寒冷地に位置する頭首工を構成するコンクリート施設は,圧縮強度や相対動弾性係数といった力学的特性の低下を伴う著しい劣化環境下に置かれており,表面近傍における凍害劣化と,カルシウム成分の溶脱現象を伴う摩耗劣化が発生することが示された。 |
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