作成年度 | 2017年度 |
---|---|
論文名 | 安全・快適な北の道を目指して ワイヤロープ式防護柵の開発 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 一社)交通工学研究会機関誌「交通工学」第52巻3号 |
発表年月日 | 2017/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
寒地交通チーム | 石田 樹(ISHIDA Tateki) |
抄録 |
---|
交通事故死者数を更に削減するためには、致死率の高い郊外部における正面衝突事故など車線逸脱事故防止対策を一層推進する必要がある。センターライン上に切削溝を配置するランブルストリップス、27年度末で全国に約2,000kmが設置され大きな正面衝突事故防止効果があることが確認されているが、山間部の縦断勾配や平面線形などの道路線形が厳しい区間では、その効果が減少することが明らかになった。そのような区間では、物理的に車線逸脱を防ぐことが求められるが、ガードレールなどの従来の中央分離施設は道設置に道路の拡幅が必要になるため費用が高額になり、設置は限定されている。寒地土木研究所では、低コストで安全性の高い新型の車線分離施設の開発に取り組み、緩衝型のワイヤロープ式防護柵を開発した。本稿では、ワイヤロープ式防護柵の特徴と、実道への普及にむけた技術開発の状況について紹介する。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |