作成年度 | 2017年度 |
---|---|
論文名 | 衛星観測画像の干渉SARによる地すべり変動検出について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 気候変動に伴う積雪寒冷地の地盤災害に関するシンポジウム |
誌名(No./号数) | 気候変動に伴う積雪寒冷地の地盤災害に関するシンポジウム講演論文集 |
発表年月日 | 2017/06/02 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
防災地質チーム | 角田 富士夫(TUNODA Fujio) |
防災地質チーム | 日外 勝仁(AGUI Katsuhiko) |
防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
抄録 |
---|
北海道では、融雪期になると度々地すべり等が発生している。衛星の観測データを利用する干渉SAR解析は、広域かつ網羅的に地すべり変動を把握できることが特徴である。しかし、積雪期の観測データからは干渉SAR解析が一般的に困難になっていたため、避けられる傾向にあった。そこで、融雪期の観測データによる干渉SAR解析の可能性を探るため、融雪期の衛星観測時期を様々に変えて試行的に解析した。その結果、積雪深が30cm以上の融雪期の干渉SAR解析では、コヒーレンス解析値が低くなり地表変動量の把握の困難が示唆された。一方、積雪期-積雪期の干渉ペアでは干渉性の良い結果を示し、融雪期の地すべり変動の把握に向けて選定の対象になることがわかった。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |