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 強風時における雨量計の降雪粒子捕捉率に関する検討

作成年度 2017年度
論文名 強風時における雨量計の降雪粒子捕捉率に関する検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第769号
発表年月日 2017/06/12
所属研究室/機関名 著者名(英名)
雪氷チーム大宮 哲(OMIYA Satoshi)
雪氷チーム松澤 勝(MATSUZAWA Masaru)
抄録
暴風雪や大雪による災害対策を講じるうえで、強風時の降雪を正確に把握することが不可欠である。しかし、降雪粒子は降雨粒子に比べて風の影響を受けやすいため、雨量計の降雪粒子捕捉率は低く、降雪を正確に測ることは容易でない。これまでにも雨量計の降雪粒子捕捉率と風速の関係に着眼した研究報告が数例あるが、その多くは吹雪発生臨界風速以下(5m/s以下)のものであり、それ以上の風速値における関係については不明瞭である。本研究では、5m/s以上を含めた強風時の降雪をより正確に把握することを目的とし、世界気象機関(WMO)が定める二重柵基準雨量計(DFIR)と、北海道内の全アメダスで使用されている助炭付き温水式雨量計、北海道開発局道路気象テレメータで使用されている転倒ます式雨量計を用いて降雪の比較観測を実施した。本報では、各々の雨量計の捕捉率と風速の関係式を示した。
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