作成年度 | 2017年度 |
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論文名 | 吹雪視程障害時において過去の経験が交通行動に及ぼす影響について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第32回日本道路会議 |
誌名(No./号数) | 日本道路会議論文集 |
発表年月日 | 2017/10/31 ~ 2017/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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雪氷チーム | 國分 徹哉(KOKUBU Tetsuya) |
雪氷チーム | 西村 敦史(NISHIMURA Atsushi) |
雪氷チーム | 松澤 勝(MATSUZAWA Masaru) |
抄録 |
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積雪寒冷地の冬期道路では、吹雪視程障害による交通障害がしばしば発生するなど厳しい走行環境にある。ドライバーが吹雪に巻き込まれないようにするためには、情報提供によりドライバーの行動判断を支援することが重要と考えられる。当研究所では、インターネットサイト「吹雪の視界情報」において、北海道内の視程の現況と予測情報の提供を行っている。筆者らは既報1)で、利用者アンケートの回答者の約8割が、「吹雪の視界情報」を利用して交通行動を変更する実態を示した。しかし、具体的にどのような条件で、どのような情報を与えたときに、どのような行動を選択するのか明らかになっていない。 他の災害事例では、横山ら2)は火山噴火時において、過去の被災経験が、避難行動に大きな影響を与えていることを示している。しかし、吹雪災害においては、過去に経験した視程障害が、ドライバーの交通行動に与えている影響については明らかになっていない。そこで、本論文では、過去に経験した視程障害が、交通行動に与えている影響を把握することを目的に、アンケートを実施した結果について報告する。 |
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