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発表 矢板工法で建設されたトンネル覆工表面の漏水とその長期観察例

作成年度 2017年度
論文名 矢板工法で建設されたトンネル覆工表面の漏水とその長期観察例
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第32回日本道路会議
誌名(No./号数)
発表年月日 2017/10/31 ~ 2017/11/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災地質チーム岡﨑 健治(OKAZAKI Kenji)
防災地質チーム倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki)
(株)フジタ丹羽 廣海(NIWA Hiroumo)
抄録
トンネルの漏水は,変状のひとつとして取り扱われており,覆工の耐力低下,材料劣化,車両走行への影響等を引き起こす場合がある.このため,漏水調査は,漏水の発生位置,漏水量,濁り,および既設の漏水防止工の機能の状況等に着目して実施している.とくに,漏水範囲の拡大や漏水量の変化は,覆工背面の地山の緩みや透水のしやすさを促進し,地山を浸食する場合があるため,より精度良く,現地状況を把握することが必要である.また,北海道のような積雪寒冷地域では,冬期間におけるトンネル坑内の気温低下に伴い,漏水が凍結し,氷柱やつらら,路面凍結の発生による通行車両への影響が問題となる場合がある.本稿では,建設から38年経過した矢板工法で建設されたトンネルにおいて,漏水の発生位置,漏水量の経時変化を調べるとともに,坑内気温との関係について分析した結果について報告する.
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