作成年度 | 2017年度 |
---|---|
論文名 | 泥炭草地の沈下要因について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本土壌肥料学会 2017年度仙台大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2017/09/05 ~ 2017/09/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
特命上席研究員 | 横濱 充宏(YOKOHAMA Mitsuhiro) |
抄録 |
---|
泥炭農地の地盤沈下の抑制対策を講ずるための基礎資料とするため、室内試験により、土壌水分状態と泥炭の乾燥収縮および圧密沈下との関係を検証した。 水への再浸漬後の沈下量の計測結果から、泥炭が-15 k Pa以上に乾燥しなければ、乾燥収縮により沈下した泥炭は再浸漬により再膨張し、乾燥収縮する前の状態に復帰することが示唆された。また、経時的圧密沈下量を計測した結果からは、地下水位が地表下90 cm相当の場合では、深さ15~90 cmまでの泥炭の浮力消失による荷重で、深さ15~100 cmの泥炭層の累積圧密沈下量は49 mmに達した。一方、地下水位が地表下50 cmより浅い状態を想定した結果では、泥炭の圧密沈下がほとんど発生しなかった。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |