| 作成年度 | 2017年度 |
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| 論文名 | 融雪期干渉SAR解析による地すべり変動検出の可能性 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 平成29年度 日本応用地質学会 研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 平成29年度 日本応用地質学会 研究発表会講演論文集 |
| 発表年月日 | 2017/10/12 ~ 2017/10/13 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 防災地質チーム | 角田 富士夫(TUNODA Fujio) |
| 防災地質チーム | 日外 勝仁(AGUI Katsuhiko) |
| 防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
| 抄録 |
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| 北海道では、融雪期において道路の通行止めや河川の閉塞が生じる地すべりの斜面災害が多発している。地すべりの変動を検出する技術として、陸域観測技術衛星2号(ALOS-2)の観測した画像より干渉SAR解析を行うことが有効な手法である。しかし、融雪期では地表面の積雪が干渉SAR解析を困難にしていた。本研究では、融雪期の異なる時期の観測データを対象に干渉SAR解析を試行的に行った結果、無雪期-融雪期の干渉ペアで積雪層が乾雪に近く30cm程度未満の薄層であれば、干渉SAR解析が可能であることがわかった。ただし、積雪期-融雪期および融雪期-融雪期の干渉ペアで積雪が30cm以上であっても干渉性が良いため、融雪期の地すべり変動調査手法として適応性が高い可能性がある。 |
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