作成年度 | 2017年度 |
---|---|
論文名 | 岩盤斜面崩壊の予測に向けたUAVの活用方法に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本応用地質学会平成29年度研究発表会 |
誌名(No./号数) | 日本応用地質学会平成29年度研究発表会講演論文集 |
発表年月日 | 2017/10/12 ~ 2017/10/13 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
防災地質チーム | 日外 勝仁(AGUI Katsuhito) |
防災地質チーム | 角田 富士夫(TUNODA Fujio) |
防災地質チーム | 山崎 秀策(YAMAZAKI Shusaku) |
防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
抄録 |
---|
岩盤崩壊の中でも特に大規模な岩盤崩壊については,事前の予測が難しく,過去に北海道においては,豊浜,白糸,北見北陽,えりもなど,数万立米を越える崩壊規模の岩盤崩壊がわずか10年弱の間に立て続けに4度も発生している.それらの言わば想定外ともいえる岩盤崩壊に対応するため,これまで筆者は,斜面対策計画を単純な調査のみから安易に一つに絞り込むのではなく,複数のシナリオを想定して対策等の対応をすることを提案してきた1).限られた調査費の元で,できるだけ複数の災害ハザードを抽出し,実際に崩壊が発生した場合を想定した数値シミュレーション等による被災状況を考慮した上で,最も重大と思われる災害発生シナリオを選択するという考え方である.しかし,その中では,崩壊が「いつ」,「どのくらいの確率」で発生するかを予測することは極めて困難であると考えられるため,リスク評価の検討は行わず,岩盤崩壊のハザードの抽出のみを対象としている.岩盤に直接計測器を設置するような直接的な岩盤モニタリングは難しいとしても,岩盤斜面調査へ適用する新技術としてUAVに着目し,その活用方法について検討した内容を報告する. |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |