作成年度 | 2017年度 |
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論文名 | 既設杭基礎の地盤改良併設による耐震補強技術 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本材料学会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2018/01/01 ~ 2018/01/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北海道大学大学院 | 磯部 公一(ISOBE Kouichi) |
寒地地盤チーム | 冨澤 幸一(TOMISAWA Kouichi) |
抄録 |
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公共構造物である新設橋梁には, 大規模地震に対する耐震性能の確保が求められている. 一方で, 老朽化し劣化が生じている既設橋梁も少なくない. そのため, 耐震性が過小と判断された橋梁は上下部工の補強・補修が随時施されているが, 既設杭基礎は未対応の場合が多い. これは既設杭基礎に対する耐震診断法や要求性能が明確化されていないことが主たる事由であるが, 狭隘現場などでは補強施工が困難なことも理由の一つと考えられる. そこで防災対応の主旨より, 特に地震時に大変形が想定され耐震補強が必要と診断された脆弱地盤中の既設杭基礎に対して, 杭周辺に地盤改良を併設することで耐震性能を確保させる補強技術を研究した. この実務の合理化を図った地盤改良併設補強技術をコンポジットパイルと仮称している. 以下, 本補強技術と称す. 本論では, まず既設杭基礎の耐震補強の必要性を整理した. それを踏まえ, 超軟弱地盤および液状化地盤中の既設杭基礎における本補強技術の代表的実験成果より, 大規模地震動に対する補強効果を検証した. |
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