作成年度 | 2017年度 |
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論文名 | 北海道における鋼矢板腐食実態と排水路性能低下の特徴 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成29年度腐食鋼矢板技術講習会 |
誌名(No./号数) | 鋼矢板水路の腐食実態と補修・補強対策論文集 |
発表年月日 | 2017/11/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水利基盤チーム | 石神 暁郎(ISHIGAMI Akio) |
抄録 |
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近年,農業用排水路を構成する鋼矢板の腐食が問題となっている.積雪寒冷地である北海道内に敷設された鋼矢板では,腐食が進行して倒壊に至る場合もあり,社会的安全性に影響を及ぼす事例も散見されている.本報では,北海道内に造成された鋼矢板排水路を対象とした鋼矢板の腐食診断結果の事例を示し,鋼矢板排水路の構造性能の低下機構について考察するとともに,その性能低下の特徴と機能保全における今後の課題を整理した.鋼矢板の腐食診断結果からは,腐食速度は,干満帯上部>干満帯下部>気中部の順で大きく,また,経過年数以外の要因に影響を受けることが推察された.さらに,鋼矢板排水路の構造性能の低下機構の考察では,積雪寒冷地に特有の性能低下要因を示し,それらが鋼矢板の腐食・断面欠損を加速させること,また,傾倒・倒壊を発生させる直接的な要因になっていることを示した. |
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