国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 アスファルト廃材の地盤材料としての性質

作成年度 2017年度
論文名 アスファルト廃材の地盤材料としての性質
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第12回環境地盤工学シンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 2017/09/25 ~ 2017/09/26
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム佐藤 厚子(SATO Atsuko)
北海道大学横濱 勝司(YOKOHAMA Shoji)
抄録
道路の舗装補修工事等にともない発生するアスファルト廃材は、特定建設資材廃棄物に指定され、再資源化が義務づけられている。これまでも、資源の有効利用がなされてきているが、今後も高い水準で再資源化し利用していく必要がある。そこで、アスファルト廃材の適用範囲を拡充することを目的として、アスファルト廃材の地盤材料としての性質を調べるとともに、実物大の試験盛土により有効性を確認した。その結果、アスファルト廃材は高温下で時間の経過にともない強度増加することが明らかになった。さらに、アスファルト廃材を用いて施工した盛土は、すべり破壊を発生しなかったものの、沈下とひび割れが発生したことから、実際に盛土を施工する際にはある程度の対策が必要であることなどがわかった。
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