作成年度 | 2017年度 |
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論文名 | 軟岩河川における側方侵食モデル |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第773号 |
発表年月日 | 2017/10/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 井上 卓也(INOUE Takuya) |
寒地河川チーム | 矢部 浩規(YABE Hiroki) |
抄録 |
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岩盤に穿入する蛇行河川の横断形状は非対称である。蛇行頂点において、外岸はオーバーハングし、内岸は緩やかな滑走斜面が山地斜面へと続いていく。本報告では、固定砂州や滑走斜面の形成、岩盤の川底と側壁の侵食、砂礫被覆の空間分布、川幅の変化を計算できる物理的なモデルを紹介する。また、このモデルを用いて岩盤の側方侵食に関する既往実験の再現を試みる。さらに、数値実験を通じ岩盤の側方侵食速度と土砂供給量が岩盤蛇行部の平衡川幅に及ぼす影響を調査する。検討の結果、数値解析モデルは岩盤実験の側方侵食を十分に再現できることを確認した。また、平衡川幅は土砂供給量の増加に伴い増加するが、側壁の侵食速度が変化しても大きく変わらないことを明らかにした。 |
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