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論文投稿 粗面系舗装による凍結路面対策

作成年度 2017年度
論文名 粗面系舗装による凍結路面対策
論文名(和訳)
論文副題
発表会 ベース設計資料
誌名(No./号数) 建設工業調査会
発表年月日 2018/03/20
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地道路保全チーム田中 俊輔(TANAKA Shunsuke)
抄録
近年,我が国の積雪寒冷地では,雨天時や冬期の安全な道路交通を確保するために,表面に粗いテクスチャを有する粗面系舗装が多く施工されている.その一つである排水性舗装は,凍結路面時のすべり抵抗確保,雨天時のハイドロプレーニング現象の抑制,視認性の確保といった効果が確認されている. 一方,積雪寒冷地では,融雪水の凍結融解作用や除雪車の鋼製ブレードによる摩耗など,舗装にとって過酷な環境条件となる.そのため,走行安全性に加えて,凍結融解作用や摩耗に対して十分な耐久性を有することも必要である.このような現状から,近年,施工実績が増加しているのが北海道型SMAである.北海道型SMAは,積雪寒冷環境下において十分な耐久性と走行安全性の機能を有することをコンセプトに開発された.本報告は,北海道型SMAや排水性舗装といった粗面系舗装の,凍結路面対策としての機能,特に凍結防止剤や防滑材散布との複合的な効果について,一般的な密粒度アスファルト混合物13Fと比較した結果を紹介する.
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