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 積雪寒冷地におけるコンクリート舗装の設計法に関する検討

作成年度 2017年度
論文名 積雪寒冷地におけるコンクリート舗装の設計法に関する検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第775号
発表年月日 2017/12/11
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地道路保全チーム上野 千草(UENO Chigusa)
寒地道路保全チーム安倍 隆二(ABE Ryuji)
寒地道路保全チーム井谷 雅司(ITANI Masashi)
寒地道路保全チーム木村 孝司(KIMURA Takashi)
抄録
積雪寒冷地におけるコンクリート舗装の実態調査を行い、損傷状況を把握した。この結果、既存の 設計法で施工されたコンクリート舗装は、供用後20年以上経過しても概ね健全な状態を維持していた が、一部の調査区間において、凍上が要因と考えられるコンクリート舗装版のひび割れを確認した。 このことから、凍上対策における現設計法の課題を提示し、凍上により生じる路盤面の不陸を考慮 したFEMモデルを作成し、凍上がコンクリート舗装に及ぼす影響について解析を行った。その結果、 凍上により路盤面に不陸が生じると、コンクリート舗装版と路盤の間に生じる空間が影響し、舗装寿 命が低下する懸念があることが明らかになった。
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