作成年度 | 2017年度 |
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論文名 | 北海道南西日本海沿岸の嵩上げ礁の海藻分布特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第64回海岸工学講演会 |
誌名(No./号数) | 第64回海岸工学講演会 海岸工学論文集B2(海岸工学) |
発表年月日 | 2017/10/25 ~ 2017/10/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北海道大学 | 山下 俊彦(YAMASHITA Toshihiko) |
北海道大学 | 吉村 元秀(YOSHIMURA Yoshihide) |
北海道大学 | 渡邊 俊(WATANABE Shun) |
水産土木チーム | 丸山 修治(MARUYAMA Shuji) |
抄録 |
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北海道南西日本海沿岸では,磯焼け対策としてウニ摂餌の抑制(波動流速増加)を目的とした嵩上げ礁が多く設置されている.設置初期には海藻群落の形成が報告されているが,長年経過した現在は,海藻着生が減少しているという報告もあるが,実態は不明な点が多い.本研究では,25年以上経過した嵩上げ礁を含む3海域の実態調査と物理環境の平均日数を変化させた海藻量推定結果と実測値の比較検討した.その結果,長年経過した赤石と美谷では大型海藻の現存量が減少している実態を明らかにした.5日平均を用いた予測法で海藻繁茂水深はほぼ予測可能であるが,海藻量推定値が過大となる.その要因として,波動流速に強い小型巻貝と投石の隙間のウニの海藻の生活史初期の摂餌が重要と推定される. |
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