作成年度 | 2018年度 |
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論文名 | 開発したスケーリング進行予測式の現場での適用性検証 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成30年度土木学会全国大会第73回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | 平成30年度土木学会全国大会第73回年次学術講演会講演概要集 |
発表年月日 | 2018/08/29 ~ 2018/08/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
耐寒材料チーム | 安中 新太郎(YASUNAKA Shintaro) |
抄録 |
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予防保全によるコンクリート構造物の維持管理では,ライフサイクルコストが最小となるよう,点検結果をもとに劣化予測を行って対策・補修の優先順位を決め,高順位の構造物から計画的に措置を講ずることが求められる.冬期に凍結防止剤が散布される寒地の道路コンクリート構造物では,凍結融解と塩化物の複合作用により,コンクリート表面が剥げ落ちるスケーリングが発生しやすい.スケーリングが進行すると鋼材位置の塩化物イオン量の増加等が懸念されるが,その予測方法は十分整理されていない.これに鑑み,寒地におけるコンクリートの劣化予測技術の整備に向け,著者らは過年度の研究において、実験室で取得した凍結融解試験結果を解析し,スケーリング進行予測式を開発した.本研究では,現場での開発した予測式の適用性と信頼性を検証するため,冬期に凍結防止剤が散布される北海道内の道路橋で調査を行った.今回の調査では,開発した予測式は毎年,同程度の凍結融解と塩化物の作用を周期的に受けやすい部位で適用できる知見を得た. |
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