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発表 火山灰質地盤における杭基礎の耐震性能に関する検討

作成年度 2017年度
論文名 火山灰質地盤における杭基礎の耐震性能に関する検討
論文名(和訳)
論文副題 囲い形地盤改良の耐震補強効果に関する遠心力模型実験
発表会 第58回地盤工学会北海道支部技術報告会
誌名(No./号数)
発表年月日 2018/01/25 ~ 2018/01/26
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム江川 拓也(EGAWA Takuya)
寒地地盤チーム山梨 高裕(YAMANASHI Takahiro)
寒地地盤チーム冨澤 幸一(TOMISAWA Kouichi)
北海道大学大学院磯部公一(ISOBE Kouichi)
抄録
本検討では、液状化が生じる火山灰質地盤中の杭基礎の耐震補強の一手法として、既設構造とは非接触の地盤改良壁で杭基礎周辺地盤を囲い込み、地盤改良壁内側のせん断変形を抑制し液状化の発生を抑制する手法の耐震補強効果を検討した。地盤改良壁で囲まれる地盤の範囲・深さをパラメータとした遠心力模型実験の結果、最外周杭の杭径中心からの離れを2D(D:杭径)と狭く設定したケースにおいて最も地盤改良壁内側でのせん断変形が抑制され過剰間隙水圧の抑制効果が確認された。ただし、対策工を施した3つのケースいずれも杭頭変位の抑制効果に同等の効果が認められ、今後、より合理的な配置・範囲を検討する必要がある。
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