作成年度 | 2017年度 |
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論文名 | 乾湿風化を考慮した岩盤侵食モデルの構築 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第62回水工学講演会 |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集B1(水工学),Vol.74, No.4 |
発表年月日 | 2018/03/05 ~ 2017/03/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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株式会社水工リサーチ | サムナー 圭希(SUMNER Tamaki) |
寒地河川チーム | 井上 卓也(INOUE Takuya) |
株式会社ドーコン | 人見 美哉(HITOMI Yoshiya) |
北海道大学工学研究院 | 清水 康行(SHIMIZU Yasuyuki) |
抄録 |
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近年,北海道の多くの河川で岩盤の露出と侵食が河川構造物の安定性の低下を引き起こしている.岩盤侵食の主な原因は流砂の衝突によるものであると報告されているが,岩盤は乾湿や凍結融解の繰り返しによっても侵食される.岩盤の侵食地形は砂礫被覆割合と岩盤強度の関係から,渓谷型,単一澪筋型,複数筋型に分類できる.岩盤床が露出している豊平川花魁淵において針貫入試験を行い,岩盤強度を計測したところ,水際部の岩盤強度が一番低いことから乾湿サイクルによる風化を確認した.本研究では,乾湿風化を考慮した侵食モデルを構築し数値計算を行った.結果,風化による侵食が卓越すると岩盤河床は平滑化され,逆に流砂の衝突による侵食が卓越すると澪筋の下刻が進行した. |
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