作成年度 | 2017年度 |
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論文名 | 火山灰質地盤における杭基礎の耐震性能に関する実験的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第778号 |
発表年月日 | 2018/03/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 江川 拓也(EGAWA Takuya) |
寒地地盤チーム | 山梨 高裕(YAMANASHI Takahiro) |
寒地地盤チーム | 冨澤 幸一(TOMISAWA Koichi) |
北海道大学大学院工学研究院環境フィールド工学部門准教授 | 磯部 公一(ISOBE Koichi) |
抄録 |
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我が国には火山灰質地盤が広範囲かつ複雑に堆積している。火山灰質地盤において効率的に杭基礎の耐震補強を進めるためには、対策必要箇所の抽出・優先度を決定するための耐震性能評価技術が必要である。本報では、その評価技術の提案に必要な基礎的知見を得ることを目的に、液状化が生じる火山灰質土層の堆積状況を変化させた遠心力模型実験から考察を行った。 その結果、液状化層の層厚・層構成の異なりにより地盤内の過剰間隙水圧・応答加速度の挙動が異なった。特に、中間層のみを液状化層としたケースでは、杭頭付近での杭の水平地盤反力係数が最も低下した。その要因の1つとして、非液状化層とした上部層でも過剰間隙水圧が大きく上昇しており、中間層で急激に上昇した過剰間隙水圧の伝播が考えられた。 |
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