作成年度 | 2017年度 |
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論文名 | 土石流または泥流流下時の橋桁周辺の閉塞、洗掘およびせき上げ現象に関する基礎的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第778号 |
発表年月日 | 2018/03/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 伊波 友生(INAMI Yu) |
研究連携推進監 | 藤浪 武史(FUJINAMI Takeshi) |
寒地河川チーム | 矢部 浩規(YABE Hiroki) |
抄録 |
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地震動を直接の外力とする橋梁の被災は、構造工学や材料工学分野の研究の発展によって、以前に比して減少している。その一方で土石流に起因する橋梁被害が報じられるようになった。北海道においても、平成26年8月や平成28年8月の豪雨において、土石流の流下による橋桁の損傷および歩道橋の落橋、ならびに大流量や土砂の異常堆積による橋桁の沈下および橋台背面の洗掘などが生じた。これらの例は、橋脚部の洗掘や土砂による埋没、流木や土石による閉塞および河川の蛇行などといった河川工学で扱ってきた現象と密接に関連しており、河川工学的な観点や手法を用いた研究が求められていると言える。そこで筆者らは土石流流下時の橋梁周辺の閉塞、洗掘、せき上げ状況を把握する目的で室内水路実験を行った。本稿はその実験結果と定性的な考察を報告するものである。 |
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