作成年度 | 2018年度 |
---|---|
論文名 | 堆雪の形成による冬期交通流の変動と対策について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第38回交通工学研究発表会 |
誌名(No./号数) | 第38回交通工学研究発表会論文集 |
発表年月日 | 2018/08/07 ~ 2018/08/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
寒地交通チーム | 宗広 一徳(MUNEHIRO Kazunori) |
寒地機械技術チーム | 村上 和也(MURAKAMI Kazuya) |
寒地交通チーム | 中村 直久(NAKAMURA Naohisa) |
寒地交通チーム | 佐藤 昌哉(SATO Masaya) |
抄録 |
---|
積雪地では、堆雪の形成に伴って有効車道幅員が減少するに至り、冬期道路交通性能が低下する事案が散見されている。本研究は、札幌市内の地方道を対象とし、堆雪の形成と冬期交通流の変動に関する実測調査を行った。観測用カメラを路側に設置し、冬季2シーズンの画像を取得し、画像分析により堆雪の形成と交通データを取得した。堆雪の幅員別に速度分布、車両走行位置、車頭間隔、交通量-速度(Q-V)性能のデータを集計した。特に、堆雪の幅員が2.0m以上になると、速度性能等が大きく低下することが分かった。また、秋期における道路横断面構成の利用実態を調査したところ、自転車交通と歩行者交通が歩道部を利用されていることが確認された。これらを踏まえ、春期から秋期に至る自転車通行空間と冬期の堆雪スペースを考慮し、道路空間の再配分を提案した。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |