| 作成年度 | 2018年度 |
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| 論文名 | 北海道南西部における漁港の水産生物保護育成機能の把握 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第43回海洋開発シンポジウム |
| 誌名(No./号数) | 土木学会論文集B3(海洋開発) |
| 発表年月日 | 2018/07/05 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 水産土木チーム | 梶原 瑠美子(KAJIHARA Rumiko) |
| 東海大学 | 大橋 正臣(OHASHI Masami) |
| 水産土木チーム | 丸山 修治(MARUYAMA Shuji) |
| 水産土木チーム | 伊藤 敏朗(ITOU Toshiaki) |
| 北海道大学 | 門谷 茂(MONTANI Shigeru) |
| 抄録 |
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| 本研究では,保護育成機能の寒冷域漁港での整備手法提案のために,漁港内の高波浪からの避難場,底生生態系に考慮した餌場機能に着目し,北海道周辺漁港の保護育成機能に関する基礎的知見を得ることを目的とした.調査の結果,漁港内は港外に比べ静穏でありながら,水温,塩分は大きく違わず,稚仔魚が港内で多かったことから,稚仔魚期は漁港の波浪からの避難場機能を利用している可能性が考えられた.また,港内では動物プランクトンだけではなく底生動物も多く現存し,静穏域に堆積した有機物の無機化により再生された栄養塩を利用し底生微細藻類などが基礎生産を行うことで,港内の餌場機能を支えていると考えられ,全調査で確認されたアイナメなどは,港内の餌場機能を利用している可能性も示唆された. |
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