| 作成年度 | 2018年度 |
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| 論文名 | 漁港水面を利用した稚ナマコ中間育成における生息基質に関する基礎的研究 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第43回海洋開発シンポジウム |
| 誌名(No./号数) | 土木学会論文集B3(海洋開発) |
| 発表年月日 | 2018/07/06 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 東海大学 | 大橋 正臣(OHASHI Masami) |
| 水産土木チーム | 梶原 瑠美子(KAJIHARA Rumiko) |
| 水産土木チーム | 伊藤 敏朗(ITOU Toshiaki) |
| 海洋建設株式会社 | 穴口 裕司(ANAGUCHI Yuji) |
| 海洋建設株式会社 | 片山 真基(KATAYAMA Masaki) |
| 北海道大学 | 門谷 茂(MONTANI Shigeru) |
| 抄録 |
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| 本研究は,栽培漁業による漁業振興と港内泊地の有効利用のため,対象種をマナマコとし,北海道南部の漁港において中間育成に適した放流・生息基質の検討として実証試験を行ったものである.放流基質として貝殻礁,生息基質として材質・空隙等を変化させた5種類のユニットを設置し,稚ナマコの放流,約1 年の生息環境調査を実施した.これによりマナマコ体長はバラツキが大きいが成長しており泊地内での地点間の差異は見られない.また,泊地内でも砂や陸域由来の落ち葉など堆積が多い地点は,生息個体数は他地点と比較して少ない.放流後1年後のユニットは,材料としてホタテ貝殻をメッシュパイプに入れたもので,この間隔が狭いユニットは生息個体数が多いという結果が得られた.これらの結果は漁港内でマナマコ中間育成を検討するにあたり,有用な基礎資料となると考える. |
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