作成年度 | 2018年度 |
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論文名 | 埋込定着補強鉄筋と繊維シートにより補強したRC橋脚の正負交番載荷試験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第21回性能に基づく橋梁等の耐震設計に関するシンポジウム |
誌名(No./号数) | 第21回性能に基づく橋梁等の耐震設計に関するシンポジウム講演論文集 |
発表年月日 | 2018/07/24 ~ 2017/07/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 寺澤 貴裕(TERASAWA Takahiro) |
寒地構造チーム | 秋本 光雄(AKIMOTO Mitsuo) |
寒地構造チーム | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
抄録 |
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本研究ではRC 橋脚の断面寸法を変えずに,橋脚の耐力および変形性能の両方を向上させ,かつ経済的な耐震補強技術の開発を目的に,橋脚柱部のコンクリートかぶり部に軸方向鉄筋を埋込定着し,これを覆うようにアラミド繊維シートにより巻立て補強した橋脚供試体の正負交番載荷試験を実施した.その結果,本実験供試体の仕様では耐力の向上は図ることができたが,補強鉄筋の座屈破断により急激な耐力低下が見られた.これを回避するためには,終局状態を鉄筋の低サイクル座屈疲労による破断からコンクリートの圧壊へ誘導することが必要であると考えられ,そのためにはアラミド繊維シートで拘束された埋込鉄筋の座屈長を精度良く評価し,低サイクル座屈疲労による鉄筋破断変位評価に基づいた補強鉄筋量の設定が必要であると考えられる. |
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