作成年度 | 2018年度 |
---|---|
論文名 | 凍結した表層地盤が杭と地盤の相互作用に与える影響の評価手法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第38回地震工学研究発表会 |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集A1特集号Vol.75 No.4 地震工学論文集第38巻 |
発表年月日 | 2018/10/04 ~ 2018/10/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
寒地構造チーム | 佐藤 京(SATO Takashi) |
国際斜面災害研究機構 | 小長井 一男(KONAGAI Kazuo) |
長岡技術科学大学 | 池田 隆明(IKEDA Takaaki) |
寒地構造チーム | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
抄録 |
---|
新設や既設構造物の耐震性を評価し,構造物の地震被害を予測するには,構造物の地震時応答を適切に評価することが重要である.しかし,寒冷地域では,冬期に表層地盤が凍結する可能性が高く,表層地盤の密度と剛性が凍結によって変化し,地盤と杭の動的相互作用が変わることが想定される.本論文では,表層地盤の凍結が地盤と群杭の動的相互作用に及ぼす影響を定量的に検討した.その結果,凍結地盤内の群杭は,広い周波数範囲にわたって地盤の動きに従う傾向があることが示された.さらに,凍結深さが地盤と群杭の剛性比によって決定される杭の特徴的な長さよりもはるかに浅い場合でも,凍結時の杭の剛性は著しく大きくなることが示され,表層地盤の凍結が地盤と杭の相互作用に大きく影響することが確認された. |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |