国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 滝の上発電所

作成年度 2018年度
論文名 滝の上発電所
論文名(和訳) 滝の上発電所
論文副題 夕張炭鉱の歴史を語る発電施設
発表会
誌名(No./号数) 土木学会誌見どころ土木遺産
発表年月日 2018/12/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
地域景観ユニット榎本碧(Midori Enomoto)
抄録
夕張に千鳥ヶ滝という景勝地がある。アイヌ語で「カムイソウ」と呼ばれた。1)「カムイ」とは人の力の及ばない、様々な恩恵や災厄をもたらす存在を表し、地名であれば難所を示すことが多く、「ソウ」は滝を意味する。2) 開拓使に招聘された米国人技師ライマンは、明治7(1874)年、炭鉱開発のための地質調査の過程で夕張川を遡上し、川辺に石炭転石を発見したことで大石炭層・夕張炭鉱の存在を予見したが、千鳥ヶ滝付近の急峻に阻まれ、上流の調査を断念したと言われる。滝の上発電所は、この千鳥ヶ滝の地形と夕張川の豊富な雪解け水を利用した石炭産業用の水力発電所である。
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