| 作成年度 | 2018年度 |
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| 論文名 | 流砂の仕事率に着目した岩盤侵食量式 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 土木学会水工学講演会 |
| 誌名(No./号数) | 土木学会論文集B1(水工学) |
| 発表年月日 | 2018/11/25 ~ 2018/11/27 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒地河川チーム | 井上 卓也(INOUE Takuya) |
| ICHARM | 江頭 進治(EGASHIRA Shinji) |
| 抄録 |
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| 高濃度の流砂が岩盤を侵食する場合,砂礫の堆積が無い状態でも流砂濃度の上昇に伴い侵食速度が低減する.高濃度土砂が発生し易い山地河川では,この侵食速度抑制効果の評価が重要となる.本研究では,高濃度土砂による侵食速度抑制効果を物理的に説明するために,粒子群が岩盤になす仕事率を考慮した力学的な侵食式を提案した.仕事率は,粒子群と岩盤の境界面におけるせん断力と粒子群の移動速度の積で表される.流砂濃度の上昇に伴い前者は増加し,後者は減少する.これらが侵食の促進と抑制の相反する2つの効果として作用するため,提案した侵食式は既往実験で観測された流砂濃度と侵食速度の関係を精度よく再現することを確認した. |
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